桑沢デザイン研究所の学生たちと寺田倉庫WHAT「謳う建築」に足を運びました。 |
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2021年 03月 16日
寺田倉庫WHAT展示室で開催中の「謳う建築」展は、建築家が生み出した住宅の空気感やそこで営まれる生活の質を詩人が謳に読み、更に映像作家がその様子を撮影しています。模型や図面に加えて言葉や映像で住まう事に切り込もうと言う前例のない企みです。
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by ito-kan
| 2021-03-16 01:15
2020年 12月 26日
僕の自宅「黒水晶の家」も展示されています。詩人の覚和歌子さんがこの家に詩を寄せてくれました。
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by ito-kan
| 2020-12-26 20:34
2020年 02月 22日
豊橋の家の設計が進行中です。
ご夫妻は今松本にお住まいで、打ち合わせのある時はご家族皆さんで川崎の事務所まで足を運んで下さいます。設計がスタートしてちょうど1年が経過し、設計も終盤を迎えています。材木屋さんに直接請け負ってもらい、手刻みで建てる家が出現出来そうです。 家の進行は折りに触れご紹介していきますが、陽歩(はるほ)ちゃん(初めていらしたときは3歳だったので今は4歳)がおもしろすぎます。
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by ito-kan
| 2020-02-22 19:56
2019年 05月 27日
桑沢デザイン研究所の2年生に住宅の設計を教えています。高校を卒業してまだ間もない20歳前後の、豊かな才能を秘めた若者達です。今年はひとクラス31人のうち7人が中国、台湾、韓国からの留学生です。これまでの授業で西洋美術館を見学し、バルセロナパビリオンを分析し、そしてマイ・コルビュジェ、マイ・ミースファンデルローエによる空間モデルを作り発表してもらいました。 住宅の設計課題は「仕切らない家・開いた家」で、計画敷地は墨田区京島です。ここは戦争で焼けなかったエリアで、町並みも人の付き合いにも下町風情を色濃く残しオープンな暮らしをしていますが、しかし今日新建材とリクシルのドアに包まれた、閉じ系の家に街が浸食されています。 これから始まる具体的な設計を前に、この日は我が「黒水晶」を見学してもらいました。まだ住宅の設計経験がない彼らですが、間仕切りのないこの家を体験してのコメントが実に的確で新鮮!
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by ito-kan
| 2019-05-27 23:29
2019年 05月 24日
かつて世界のアートの中心だったニューヨークに滞在され、ニューヨークアートシーンを日本にも紹介した画家近藤龍男さんが以前使っていた杉並のアトリエは、現在M&T KONDO美術財団が所有し管理しています。そのアトリエは長い事使われずに空いている状態でしたが、1年前に伊藤寛アトリエで設計・監理を行ない、天井高さが3.3m以上ある豊かな空間を活かした賃貸住宅が出現しました。奥の寝室コーナーは床レベルを1m以上あげて、一室空間の中でもちょっと雰囲気の違った落ち着ける場所を提供しています。 M&T KONDO美術財団はこの空間を最大限活かして使って頂ける方にお貸ししたいと住まい手を探しましたが、この財団の理事が武蔵野美術大学の空間デザイン学科出身という事もあり、その繋がりで空間デザイン学科を卒業し現在ファッションデザイナーとして活躍されているMさんに借りて頂けることになりました。 先日、1年点検を兼ねて暮らしの様子を伺いに入居後初めてお邪魔しました。ここは住居であり、仕事に使うスタジオであり、この空間を使って雑誌の撮影等にも利用しているとか。ここに住む様になって毎日の暮らしをきちんとしたくなったとおっしゃっていたMさん。これまで結構出歩く事が多かったがここで暮らす様になってから家に居る時間が増えたそうで、家具や調度品もよく吟味され楽しみながら暮らしておられる様子を拝見しました。天井まで達する薄くて柔らかな布地のカーテンは光を発する柔らかな白い壁の様で、開けられた窓から入る風で僅かに揺れています。カーテンは布地の選びからプリーツのデザイン、縫製までご自身でなさったそうで、布を扱う職業柄この辺りは慣れたものです。 毎日を繰り返す場所にあって、空間の質は本当に重要だと言う事を実感しました。毎日の気持ちの有り様が仕事の質と直結していると言っても過言ではないクリエイターにとっては、空間は特に重要です。画家の求めた空間が次に続くクリエーターの新たな刺激になっている事を嬉しく思い、帰路につきました。 #
by ito-kan
| 2019-05-24 00:28
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